しみ


◆しみ
地上に届く紫外線にはA波とB波の2種類があります。
その90%を占めるA波は一時的に皮膚を黒くさせ、しいては肌の弾力を失わせ老化を促進します。

B波は夏の紫外線で経験するように、短時間で皮膚に赤み(炎症)を起こさせ、あとから肌を黒くします。

外出時は紫外線に当たらないように日傘、帽子、長袖を着用して下さい。
もちろん日焼け止めクリームやUVファンデーションの使用を忘れないようにしましょうね。


無防備な日焼けはしみ、しわの原因になります。さあ、みんなで"日の用心"しましょう^^。

でもできてしまったシミで悩んでいる方のために、当院ではトラネキサム酸、ビタミンCをメインにビタミンE、ハイチオールなどの内服薬を処方しています。

約2ヶ月間、服用を継続することにより徐々に効果があらわれて少しずつしみが薄くなっているのを実感できるはずです。

しみを薄くする塗り薬=ハイドロキノン含軟膏は軟膏タイプ(¥2100)とローションタイプ(¥2500)の2種類を御用意しています。
(いずれも御使用にあたっては肌に合わなくないかをチェックするパッチ・テストが必要です。)


軟膏タイプ \2,100


ローションタイプ \2,500

素肌にあるいは化粧水をつけたあと、しみの部分だけに塗って下さい。
乳液、美容液までもつけてしまうと薬効が皮膚に届かなくなるために美白効果は薄れます。

あくまでもあきらめずに、根気良く(しみじみと)が基本です。
※「しみ」と呼ばれているもののうち疾患概念が確立されているのは、肝斑、老人性色素斑(日光黒子)、後天性対称性真皮メラノサイトーシスの三疾患です。

その種類により治療方法が違いますので御相談下さい。


54歳女性
左頬部の”しみ”。


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