テニス肘治療について


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テニス肘とは
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テニス肘はテニスプレーヤーの多くが一度は経験する障害であります

テニス肘の発生原因は、テニスのしすぎである。いわゆるOver use、練習量過多が考えられます。一日の練習量・時間が増大するにつれて、テニス肘の発生率は増大します。

テニス肘は内側、外側の二つの型に分けられます。外側型が最も多く、バックハンドストロークによって発生するもので、テニス初心者やウィークエンドプレーヤーに多くみられます。

また内側型は熟練者に多く、フォアハンドストロークやサービスによって発生するのです。外側型はテニスと無関係に、日常生活のなかで発生することも多く、加齢による筋肉の退行変性が原因となります。


症状は初期にはバックハンドストロークを打つときのみに、肘痛が徐々に出現する。進行するとフォアハンドストローク、サービス、スマッシュ、ボレーなどで疼痛が倍増し、ラケットを握ることも不可能になります。

日常生活では、お茶をつぐとき、コーヒーカップを持つとき、タオルやぞうきんを絞るとき、ドアのノブを回すとき、洗い物をするときなど、手関節を背屈することにより肘痛が出現します。

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テニス肘の治療法
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症状発生の初期の急性期と慢性の経過をとる慢性期に分けて治療を行います。
急性期は、発症後一週間以内であり、安静時や軽度の動きでも疼痛が出現する期間であります。

急性期
安静  
疼痛の強い場合は、局所の安静を保ち、炎症を抑える固定を行います。
局所療法
急性期の疼痛が強い場合は、肘関節周辺のアイスマッサージを行います。

慢性期
運動療法
急性期を過ぎ、疼痛が軽減すれば、ストレッチングや筋力強化を行います。
局所療法
慢性期に、温熱療法を行います。

その他・・・テーピング療法や装具療法、はり、きゅう等も行います。


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