急激なお天気変化と「アレルギー症状」
最近急に気温が下がってきました。猛暑の夏から気温差が著しいものがあります。
気温の下がり方が大きいせいで、増えているお子さんの病気が3つあります。
*アレルギー性鼻炎
気温の変化のが大きいと、秋でもアレルギー性鼻炎のお子さんが増えます。症状は鼻水・くしゃみ・鼻づまりが主なものです。「ぜん息」のあるお子さんにアレルギー性鼻炎の症状が出始めると、その後から「ぜん息」の症状が出てくる傾向があります。しっかりとアレルギー性鼻炎の治療をして「ぜん息」の発作を予防しましょう。
*ぜん息
急激に気温が下がったり、雨が降ったりとお天気がよくないと「ぜん息」のお子さんは「咳」が出始めます。気温差が大きいと、ぜん息発作を起こしやすくなります。毎年梅雨や秋の台風シーズンに発作を起こす傾向がありますが、今年の秋は気温の急激な変化がぜん息の原因と思われます。多くのお子さんが発作を起こしていますが、秋のシーズンは特に頑張って治療しましょう。
*アトピー性皮膚炎
例年、冬になるとアトピー性皮膚炎のお子さんはヒフの症状が悪化しますが、今年の秋は急激に気温が下がり症状がヒフに表れ始めています。本来の秋ですと保湿剤がメインの治療で十分ですが今年は少し早目にステロイドの塗り薬を使用した方がよいでしょう。
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(c)たんぽぽこどもクリニック