お母さんと治すアトピー性皮ふ炎
〜愛育病院 山本一哉先生講演会より〜
@生後7日目からスキンケアを開始すると皮ふの保湿が保たれ、アトピー性皮ふ炎の発症を防ぐことができます。
この場合のスキンケアとは、市販のスキンケア用品ではなく、お薬の保湿剤が必要です。
出来るならば生後24時間以内に保湿をするのが最も望ましいのです。
何故かというと、生まれた時に赤ちゃんの体をおおっている胎脂が、生後24時間後には拭きとらずとも消えてしまい、ここから
皮ふの乾燥が始まるからです。
Aアトピー性皮ふ炎のお子さんには、お薬をぬらなければ良くなりません。
まず「お薬をぬりましょう!!」
B「朝、赤ちゃんのお顔を拭きましょう」
今のお母さんは、朝赤ちゃんのお顔を拭かないことが多いようです。
寝ている間にお顔にいろいろな汚れがつくので、これをきれいにふき取ってから保湿剤をぬりましょう。
C保湿剤のローションは全身にぬりましょう。
アトピーの発疹のない所にもぬりましょう。
Dアトピー性皮ふ炎では「治ったように見えても実は治っていません」
皮ふがきれいな時でも保湿剤をぬって治療を続け、気を抜かないことが一番大切です。
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