小児ぜん息におけるステロイド吸入療法の「ポイントとコツ」


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@乳幼児のぜん息では、ロイコトリエン拮抗薬とステロイド吸入療法が同等の効果があります。

A15才以下の児のぜん息では、「低用量」のステロイド吸入療法で80%程度に効果があります。

B*タバコの煙があるお家や*ダニがたくさんいるお家では、まずこれらの環境を改善してぜん息の治療をしましょう。
  *の環境にいるお子さんとそうではないお子さんでは、同じ治療を行うことは出来ません。
  *の環境にいるお子さんの治療のほうがより難しくなります。

C難治性のぜん息では、別の原因が隠れていることがあります。
 
1)ステロイド吸入薬が上手に吸えていない時。吸入するときは、「ゆっくり」と「しっかり」吸うことが大切です。

2)ぜん息ではなく、結核などの細菌感染や副鼻腔炎(ちくのう症)が隠れていることがあるので、検査が必要なことがあります。この場合、咳の原因はぜん息ではないので、それぞれの病気の治療が必要です。



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