アトピー性皮膚炎と花粉症


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アトピー性皮膚炎と花粉症には面白いつながりがあります。
花粉症の時期には次のような特徴があります。
@アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは顔のアトピー性皮膚炎が悪化する傾向がみられます。
おそらく花粉の刺激で顔に変化がみられますので、外出から帰ったら顔を濡れタオルで拭いて花粉を取りましょう。
Aアトピー性皮膚炎のお子さんは皮膚の状態は変わらないのに、花粉症の症状(鼻汁・くしゃみ・鼻づまり・眼のかゆみ)が出ることがあります。
アトピー性皮膚炎のお子さんは鼻や眼のアレルギーも起こしやすいようです。
B3才以上のアトピー性皮膚炎のお子さんは、赤ちゃんとは違って顔ではなく体の方のアトピー性皮膚炎が悪化するお子さんがいます。
これも花粉の刺激によるお肌のアレルギーと考えてよいでしょう。
C顔のアトピー性皮膚炎だけでなく、顔に「日焼け」を伴う赤ちゃんがみられます。
花粉の飛ぶ時期に一致して紫外線も増えるのが要因です。
外出前には顔にアトピー性皮膚炎の薬を塗り、その上からデリケート用日焼け止めを塗ると、日焼け止めのかぶれを防ぐことができます。



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