２０１０年は、お子さんのアレルギー性鼻炎が多いようです
今年は花粉の飛ぶ量は少ないとされていますが､現実には､お子さんのｱﾚﾙｷﾞｰ性鼻炎が増えています｡
その特徴としては､
①鼻水･くしゃみ･鼻づまりの3つの症状を示すお子さんが目立ちます｡
②目のかゆみや充血を伴うｱﾚﾙｷﾞｰ性結膜炎は､花粉症の時期に増えますが､今年はまだ少ないようです｡
③鼻づまりがひどく､口をあけて呼吸したり､いびきがひどかったりするお子さんでは､ｱﾚﾙｷﾞｰ性鼻炎の他に､蓄膿症の合併がみられますので､こちらの治療も併用されると､症状の改善がよくなります｡
④よくみていますと､ｱﾚﾙｷﾞｰ性鼻炎のお子さんは､よく鼻を指で横にこすってかいている動作がみられます｡
⑤ｱﾚﾙｷﾞｰ性鼻炎のお子さんは､そのｱﾚﾙｷﾞｰ体質を示すｻｲﾝとして､眼の下に｢くま｣が黒っぽくみられます｡(これは､ぜん息やｱﾄﾋﾟｰ性皮膚炎などの､他のｱﾚﾙｷﾞｰの病気でもみられます｡)
⑥鼻づまりがひどいと､夜間よく寝ることができません｡
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