小さなお子さんの下痢の胃腸炎が流行しています


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去年の12月下旬から今月にかけて、小さなお子さんの下痢の胃腸炎が増えています。

下痢の性状から
@黄色〜茶色〜緑色のものが多いので、ロタウイルスではないようです(ロタウイルスは白色です)。
A血液が混じった下痢もみられますので、このような場合は、大腸菌・サルモネラ菌・キャンピロバクターなどの細菌が原因のことがありますので、抗生剤ののみ薬が必要になります。
Bお子さんは、「下痢止め」は使わない方が、下痢が早く治ります。おなかの細菌を外に排出している下痢は、「細菌を体の外に出そう!」という、体を守るための防御反応ですから、「下痢止め」は、これを止めてしまいますので、下痢の回復を遅らせて、病気を悪化させてしまいます。
整腸剤は、おなかの良い細菌を増やし、悪い細菌を排除しますので、効果があります。




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