咳ぜん息


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「咳ぜん息」はぜん息に移行する病気で、いくつかの特徴があります。
@痰を伴わない乾いた咳がみられます。
A早朝と夜間に咳が悪化します。
B咳こんで嘔吐してしまいます。
C咳がひどく夜眠れません。
D呼吸困難はみられません。
Eゼイゼイ・ヒューヒューといった呼吸音はみられません。
Fエアコンなどの冷気を吸うと咳症状がみられます。
G運動すると咳症状が出ます。
Hロイコトリエン拮抗薬(オノン・キプレス)が効果あります。
I気管支を拡げるお薬(気管支拡張薬)が効果あります。
Jレントゲン検査は正常です。
K呼吸機能も正常です。
L咳が強くなってくると「粗い呼吸音」になります。
M血液検査でIgEというアレルギーを示す数値が上昇します。
Nぜん息と同様で気管支の壁が厚くなる「リモデリング」が咳ぜん息でもみられます。
O気道が敏感になっているので、咳に対しての感受性が亢進しています。
P咳ぜん息の治療をすることは「ぜん息発症の予防」になります。
何も治療しなければ30%前後がぜん息に移行します。
 



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