新型インフルエンザと呼吸障害
新型インフルエンザの子供に呼吸障害が多発しています。
日本小児科学会によると、新型インフルエンザでの入院は10才未満のお子さんが中心で、重症者もかなり出ています。
季節性インフルエンザでは、けいれんや意識障害が大半ですが、新型では呼吸障害の患者が80%を占めています。
発熱から呼吸障害におちいるまでの時間は12時間〜24時間以内が多い傾向にあります。
季節性と異なり、新型のウィルスは気管支や肺で増殖するため、「ウィルス性肺炎」を起こし、呼吸障害が急速に悪化すると考えられます。
呼吸回数が多い時や、陥没呼吸(息を吸い込むときに胸骨の上やろっ骨の間がへこむ)、顔や唇が青くなるチアノーゼに注意が必要です。
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