嘔吐と下痢と腹痛と漢方薬治療
(五苓散による注腸治療)
@嘔吐・下痢・腹痛を訴える胃腸炎がとても流行しています。
Aこのような症状の時に五苓散という漢方薬をお湯に溶かしてお尻から注腸して入れてあげますと、症状がとても早く改善します。
B五苓散は本来は胃腸炎の飲み薬として、よく使われますが胃腸炎の症状が強い時にはお尻から注腸して入れてあげますと、内服よりもより速く症状が改善します。
C五苓散の注腸が最も良く効くのは嘔吐です。早ければ注腸して15分後には嘔吐はなくなっています。
D五苓散の注腸は胃腸炎に伴う、食欲不振や吐き気・元気のない症状とか顔色不良の症状にもすみやかに改善しますので、お子さんもとても薬な状態になります。
E五苓散の注腸はお子さんの胃腸炎による脱水を初期の段階で予防できることが多いのです。
F五苓散の注腸を下痢をしているお子さんにしますと、下痢が止まります。
注腸したのにもかかわらず注腸後に下痢が増えることもありませんし、下痢をして注腸した五苓散がお尻から出てくることもないのです。
G五苓散は胃腸炎によるお腹の中の水回りのエラーを改善する作用がありますので、内服に比べて注腸でより速く腸の中に入れてあげることで症状がとても良くなるものと考えられます。
H五苓散が胃腸炎の時の点滴の代わりや補助になることは充分ありうるでしょう。
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