知って得する抗ヒスタミン薬の豆知識


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NTT東日本関東病院 五十嵐敦之先生講演会


@第二世代の抗ヒスタミン薬は個人差がかなりあります。

Aこのため効果が不十分の時には、抗ヒスタミン剤を二剤に併用するよりも、同じ抗ヒスタミン剤の単独の増量の方が良いことがあります。
例えば一日一回一錠のものは、一日一回二錠に増量することで血中濃度が上がり効果が出ます。

B自動車の運転制限がないのは、アレグラ・クラリチンです。

Cザジテン・ジルテック(ザイザル)・クラリチンは痙攣の報告があります。

Dアレロック・アレジオン・セルテクトは幼児に使える痙攣のない、抗ヒスタミン薬です。

Eジルテック・クラリチンは妊婦さんの「蕁麻疹」に使えます。

Fクラリチン・アレグラは授乳しているお母さんにも使えます。

G高齢者にはアレグラ・アレジオンが使える抗ヒスタミン薬です。

H呼吸が最も速いのは、アレロック・ザイザルです。

I腎不全の患者さんには、アレグラ次いでアレジオン・エバステルが使えます。

Jエバステルは頓服として使用するのは不適切です。
エバステルは、かゆい時だけ頓服で内服しても効果がありません。



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