生後2ヶ月からのワクチン接種


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最適な接種時期と回数

ワクチンの現状と課題
国立福岡病院 岡田賢司先生講演会

肺炎球菌ワクチンは

@追加接種することで免疫がさらに上昇していきます。これにより1〜2才の肺炎球菌の感染症を減らすことが出来るのです。

A生後6ヶ月までには「3回接種」が大切です。生後6ヶ月〜1才に肺炎球菌の髄膜炎が多いので生後6ヶ月までに3回接種しておくことが重要です。

B年齢に応じた必要な回数を少し遅れてもよいので、接種する方がよいでしょう。

C生後7ヶ月以下で3回、生後12〜16ヶ月に追加の1回を接種しますと、ほぼ100%の免疫がついてきます。

Dヒブと肺炎球菌の感染の発症は、生後6〜7ヶ月に発症のピークがありますので生後6ヶ月までに3回接種を終了しておくのがよいことになります。
このためには生後2ヶ月ヶ月からのワクチンデビューが必要なのです。

E鼻の中に肺炎球菌を保菌していますと、型によってはワクチンを接種しても免疫がつきにくいことがあります。



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