花粉症が始まりました。
@2012年3月に入りまして、花粉症(アレルギー性鼻炎)の症状を示すお子さんが急に増え始めました。
A今のところは透明な鼻汁がたくさん出るというタイプの花粉症のお子さんが多く、鼻づまりタイプのお子さんはまだ少ない印象です。
Bぜん息がもともとあるお子さんが花粉症になりますと、ぜん息発作や咳やゼイゼイが増えることがありますので、ぜん息のお子さんには花粉症の治療も大切です。
Cアトピー性皮膚炎がもともとあるお子さんが花粉症の時期になりますと、顔のアトピー性皮膚炎が悪化することが良くありますので、花粉の飛散している季節は外出から帰りましたら、お子さんの顔を温かいタオルで花粉をふき取る事もとても重要です。
D透明な鼻汁から黄色の鼻汁に変わった時は、お鼻に細菌が付着して、急性鼻炎になっていますのでこの時には抗生剤の飲み薬の併用が必要です。
Eすでに、お薬で治療されている花粉症のお子さんが「いびき」や「鼻づまり」が悪化してきた時は「副鼻腔炎」(蓄膿症)の合併している場合がありますので副鼻腔炎の飲み薬の併用が必要になります。
F花粉症は今や1才の小さなお子さんから保育園児、幼稚園児、小学生と幅広くみられるのが現代っ子の特徴です。気になる方はクリニックに早めにご相談下さい。お子さんの花粉症は飲み薬や点鼻薬で、かなり良くなります。
<<戻る
<<TOP
(c)たんぽぽこどもクリニック