〜小児軽症ぜん息におけるツロブテロールテープ(ホクナリンテープ)の位置づけ〜


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〜獨協医大 吉原重美先生講演会より〜
@軽症ぜん息であっても積極的に治療することが大切です。
A軽症ぜん息は軽いぜん息という意味ではありません。
(軽症ぜん息でも小児では死亡する例があるからです。)
Bぜん息の治療は吸入ステロイド薬とツロブテロールテープ(ホクナリンテープ)の併用が重要です。
Cぜん息の症状が良くない時には、朝方の呼吸器機能が低下してきますが、このような時に、
吸入ステロイド薬を倍量に増やすよりも、吸入ステロイド薬にツロブテロールテープ(ホクナリンテープ)を追加した方が、
ぜん息の呼吸器症状がより改善してきます。(呼吸機能が改善してきます。)
D吸入ステロイド薬とツロブテロールテープ(ホクナリンテープ)の併用は軽症から中等症持続型のぜん息のお子さんにおいて、
吸入ステロイド薬の倍量をするよりも、朝方の呼吸器機能の改善がみられます。
E軽症ぜん息においては、呼吸器症状の増悪や急性のぜん息発作が予見される時から、症状が消失するまで、
しっかりとツロブテロールテープ(ホクナリンテープ)を使うことが、ぜん息のコントロールを良くする可能性があります。



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