夏に流行する病気が増加中
@手足口病
大流行していると考えてよいでしょう。
今年の特徴は、発疹がかなり大きなものも混じってみられることです。
また発疹がみられる皮ふも、手足口病でよくみられる手のひらや足底ではなく、膝から下の足や肘から前腕の部分にみられる特徴もあります。
症例専用サイトのホームページに今年の手足口病の写真を掲載してありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
手足口病という名前ですが、今年は口の中に発疹がみられず、手と足のみというお子さんもかなりいますので、注意が必要です。
さらに手足口病は本来、発熱がみられることはありませんが、今年の手足口病は発熱も伴うお子さんもみられます。
Aヘルパンギーナ
喉のところに口内炎のような発疹がみられて熱を伴う夏の病気です。こちらもかなり流行しています。
熱が下がってくれば、喉の発疹も治癒していきます。
〜2011年 夏なのにインフルエンザ〜
5月頃から季節性インフルエンザのお子さんが目立つようになりました。6月から7月に入っても同様にB型インフルエンザのお子さんが多くいらっしゃいます。
7月31日(日)休日当番医のクリニックでは、17名のB型インフルエンザ患者さんが来院し、赤ちゃんから6才くらいまでの小さなお子さんにも多くみられていました。
また、インフルエンザにかかったお子さんの約半数に溶連菌感染症の合併がみられました。
夏でもインフルエンザにはご用心です。
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