乳幼児ぜん息の長期管理


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〜東京都市小児総合医療センター赤澤晃先生講演会より〜

乳幼児のお子さんの「ぜん息」ではいくつかの大切な事があります。

@じゅうたんは止めましょう。
A布団に掃除機をまめにきちんとかけましょう。
Bペットは飼わないようにしましょう。
Cアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎を合併してきますと、ぜん息が起こりやすくなります。
D家族の喫煙は避けた方が良いでしょう。家族の喫煙はお子さんの受動喫煙となり「ぜん息」を発症しやすくなりますので防いだ方が良いでしょう。
E兄弟姉妹が多いお子さんは「ぜん息」は少ない傾向にあります。
Fダニは出来るだけ除去しましょう。「ホコリ」を減らしてダニ対策をすると「ぜん息」には良いでしょう。
Gお子さんの両親が過去に「ぜん息」であった場合や、お子さん自身に医師によって診断されたアトピー性皮膚炎があったりしますと、お子さんが6才になった時点で「ぜん息」になりやすいという特徴がみられます。
H乳幼児の「ぜん息」は平均で12.7%みられていますが、長期にわたってのお薬の治療が望ましいとされている「ぜん息」のお子さんのうち36%しか実際にはお薬が使用されていません。
I乳幼児の「ぜん息」にはステロイドの吸入薬を処方されているお子さんの1/4はあまり実施されていません。
J乳幼児の「ぜん息」は実際に、お薬の治療が必要なお子さんのかなりの割合の方が現実には治療されていません。



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