治りにくい水ぼうそうがありました
幼稚園の女の子が「水ぼうそう」で来院されました。
典型的な「水ぼうそう」の症状で、水ぼうそうの予防接種はしていません。
水ぼうそうは普通5日間の治療で治りますが、女の子は5日を過ぎても全く治りません。
水ぶくれや発赤、傷が多発してみられていました。
水ぼうそうのお薬が効きませんので、漢方のケイガイレンギョトウ(ツムラ50)というお薬を飲んでいただきました。
このお薬は、皮膚の膿を排出させて発赤を改善し、皮膚の修復をしてくれるお薬です。
飲み始めてから水ぼうそうは治りました。
難しい「水ぼうそう」もあるのですね。私が小児科医になって29年たちますが、この女の子が初めての「難活性の水ぼうそう」でした。
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