地震の後の小さなお子さん


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平成23年3月11日午後2時46分に大きな地震がありました。
地震の被害も大きいのですが、実は小さなお子さんにもその影響がお子さんの心に出ています。
例えば今まで一人でお留守番ができていたお子さんが、お留守番ができなくなりすぐに泣いたり我がままを言ったり。テレビの地震速報の警告音に敏感に反応するようになりました。
それまではお父さんと二人でお風呂に入れていたのがお母さんと二人でないとお風呂に入れなくなってしまいました。
お母さんが常に一緒にいないと、だめになってしまったのです。
男の子は地震がトラウマになってしまったようです。
大きな震災後に心にトラウマが出来て様々な症状が出るのをPTSD(心的外傷後ストレス障害)といいます。
震災などが起こり、心に加えられた衝撃的な傷が原因となり、様々なストレス障害を起こす症状です。
小さいお子さん(1〜3才)でもPTSD(心的外傷後ストレス障害)は起こります。
小さなお子さんの心にも注意が必要なのです。

このような場合には、お子さんの心をリラックスさせるお薬を飲むと症状が改善されます。
お薬としては、ツムラ72 甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)やツムラ54 抑肝散(ヨクカンサン)が適しています。






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