新生児・乳児のミルクアレルギー
〜静岡県立こども病院 木村光明先生講演会より〜
新生児・乳児のミルクアレルギーは・・・
*嘔吐、血便、下痢が主な症状ですが、中にはショック症状や発達障害、体重増加不良などを起こす事もあります。
*ミルクアレルギーのある赤ちゃんのほとんどが、生後1ヶ月以内に症状が起こります。
ミルクを開始してから消化管症状(嘔吐、下痢、血便など)が早期に出現しますが、ミルクを中止すると症状は消えます。
*原因食物は普通ミルク、大豆乳、母乳などのミルク類ですが、そのうち最も多いのが「普通ミルクによる牛乳アレルギー」です。
*ミルクアレルギーを発症した赤ちゃんは、その後に「アトピー性皮ふ炎」〜「食物アレルギー」〜「ぜんそく」〜「スギ花粉症」の順に、他のアレルギーの病気を合併してくることが多い傾向があります。
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