ぜんそくのステップダウンと治療中止の目安


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国立病院機構  三重病院  

 藤澤 隆夫先生 講演会

@ぜんそくは咳・ゼイゼイなどの見かけの症状が改善していても、気管支などの気道の正常化ができていないので治療は続けて必要です。
A吸入ステロイド「アドエア」はぜんそくのコントロールを良くするには「6週間」かかります。
B思春期ぜんそくで吸入ステロイド薬を中止した50%の方は、ぜんそく症状が再燃してきます。
C重症ぜんそくでは、長期間にわたる吸入ステロイド薬の治療が良いことがわかっています。
お子さんが長期間に吸入ステロイド薬を続けて使用すると成人した時に、ぜんそく症状が軽い傾向があります。
子どもの頃にぜんそくが治っても成人になってから再燃することが多いです。
D成人のぜんそくは、子どもの時のぜんそく発症年齢が低いことが多く、重症のぜんそくだったことが多い傾向にあります。
Eぜんそくのお子さんで治療を減らすタイミング(ステップダウン)としては、症状が3ヶ月以上安定したら考えるとよいでしょう。




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