子宮頸がんと予防ワクチン
〜順天堂大学 野島美知夫先生 講演会より〜
子宮頸がんは〜
▲20代〜30代の女性の罹患率が上昇しています。
▲原因はHPV(ヒトパピローマウィルス)の感染です。
▲HPVに感染して10年以上経過してから発症します。
▲HPVに感染した人のうち90%はウィルスが体内から自然に排出されますが、10%が持続感染となります。
▲日本は先進国の中で、子宮頸がん検診の受診率が最も低いです。毎年検診を受けましょう!
子宮頸がんワクチンは〜
●子宮頸がんの約60%を防ぐことができます。
●HPVの自然感染にくらべ、20倍以上の免疫を獲得することができます。
●接種対象者は10才以上の女性です。
*一番望ましい接種年齢は11才〜14才となります。(まだHPVに感染していない方の予防になります)
●子宮頸部に異形成(ガンではないが、ガンになる可能性のある状態)が見られる方にも接種できます。
●授乳中のお母様にも接種できます。
●妊娠中の方は接種できません。
●ワクチンを接種して、子宮がんの検診を定期的に継続することが最も重要な予防になります。
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