2009-12-12(土)
◆福岡の小児アレルギー学会に行ってきました⇒⇒
・ぜん息のお子さんは咳やぜーぜーやヒューヒューなどの症状が改善したり消失したりすると,ぜん息が治っているように感じられる事が多いと思います
このような時に本当に治ったのかどうかの判断は実は難しい問題があります▲
小さいお子さんでは聴診器の呼吸音でしか判断ができませんが,小学生くらいになりますとスパイロメーターという呼吸機能を測る機械が役立ちます▲▲
小学生のぜん息のかたは呼吸機能を測る事で現在の肺と気管支の状態が呼吸機能が良いのか良くないのかが,はっきり区別できます▲▲▲
仮に,以前ぜん息があったけれど現在はぜん息の症状がぜんぜんみられないというお子さんに,呼吸機能を測り,もし低下がみられれば,ぜん息は治っていない事になります▲▲▲▲
つまり現在隠れていり可能性のあるぜん息の評価になるのです▲▲▲▲▲
心当たりのあるお子さんでは呼吸機能の検査を受けることをお勧めします▲▲▲▲▲▲
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